ふらーさー

　　数年前に出会った本があります。 感動、素晴らしい本との出会いでした。



それは、筑波大名誉教授・村上和雄先生の著書「サムシンググレート・大自然の見えざる力」でした。

分子生物学者で、1983年には高血圧を引き起こす原因となる酵素「ヒト・レニン」の遺伝子の解読に
成功し、その奇跡的な解読には、人智を超えた何か偉大なちからが働いていると実感した先生の
研究過程も記してありました。　

遺伝子のスイッチがオンになるとはこう云う事なのかと目からうろこで本を読みました。
自分のことより他人さまのことを一番に考える先生の祖母の姿。
「良い行いで天に貯金をしていた」結果が「満期になり奇跡的な果実」をもたらしてくれたこと。
何から何までストンストンと心の奥底に響きながら落ちました。

いつかご縁があれば村上先生にお会いしたいと思っておりました。その夢が実現したのです。

1月23日、東京プリンスホテルで開催された致知出版社の「新春講演会」に特別ゲストとして
ご出席の先生と名刺交換、握手、お話しをさせて頂きました。　
もう、飛び上がるほどの嬉しさでした。　



『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』
哲学者・森信三先生の言葉を思い出しました。

まさにその通りだと思いました。　”スイッチオン”を実感できる今だからお会い出来たのだと思いました。
村上和雄先生、有難うございました。