2006年10月02日

「青春」の詩

  先日、取引先IT会社社長に埼玉県情報サービス産業協会事務局長をご紹介頂いた。
当日ヤングキャリアセンターにて開催された若年者セミナーでの講師を務め、その際に
配布したサミエル・ウルマン作の『青春』の詩をプレゼントして下さった。

早速、ネットにてサミエル・ウルマンの情報を収集。
70代で青春の詩を書いたウルマンに感銘を受けた。、瑞々しい感性を持った人は
老いも凌駕し、コンコンと湧き水のように青春の水があふれ出るに違いないと思った。
素晴らしい詩と出会えて感謝!

            青  春
           
                                      原作 サミエル・ウルマン
                                      邦訳 岡田 義夫
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、
こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、
こう言うものこそ恰もも長年月の如く人を老いさせ、
精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、
小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
   
   人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
   人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
   希望ある限り若く   失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、
そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、
この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。


同じカテゴリー(日々・出来事)の記事
誕生日、決意表明。
誕生日、決意表明。(2020-11-08 20:20)

コロナ見舞い。
コロナ見舞い。(2020-05-13 08:14)


 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。