2009年03月18日

「言志四録」 

  「言志四録」は、江戸時代の儒学者・佐藤一斎の語録である。

数年前、友人でもある医学博士の荻島先生から”ある言葉”を頂戴した。

  小にして学べば、すなわち壮にして為すことあり。
  壮にして学べば、すなわち老いて衰えず。
  老いて学べば、すなわち死して朽ちず。 


これが、歴史的名著・佐藤一斎の語録の一つであった。

数冊買い求めて読んでいるが、奥深くて愚鈍な私には数行進んではまた戻るの
繰り返しである。

また一つ、反省も込め大きく頷く言葉に出会った。

  今人おおむね口に多忙を説く。
  そのなすところを視るに、実事を整頓するもの十に一二。
  閑時を料理するも十に八九、また閑時を認めもって実事となす。
  宣なりその多忙なるや。
  志ある者誤ってこの”か”(穴)を踏むことなかれ。


つまり、つまらない「穴」に首をつっこむなという教えらしい。

無駄に忙しくするのは気をつけるべし!


タグ :佐藤一斎

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