ふらーさー

　　　この一週間、新型インフルエンザに罹患した息子の看病で憔悴した。

先週の金曜日、サッカー部活から帰宅した息子の様子が急変したのは
夜中１：００過ぎ。　頭痛と眼球の痛みを訴える。

熱を測ると３９度７分、身体に触れると火のような熱さである。
意識が朦朧としている様子と身体がぴくぴくと痙攣している。

救急病院に電話を掛け、救急車で搬送する。

インフルエンザとの診断を受け５日分のリレンザと解熱薬を処方してもらう。
死亡率の高さと脳障害を引き起こす場合もあるとの説明を受けるが、
隔離病棟がないので自宅で対処するようにとの医師の指示である。

救急車で運んだのに帰りはタクシーを呼び、高熱でガタガタ震える息子を連れ帰るときは
釈然としない気持ちと不安感で脚が小刻みに震えた。　

リレンザにはタミフル同様の副作用があるので目を離さないようにと言われた。　
　　看護師の妹に電話アドバイスを受け、
とにかく、頭、首、脇の下、脚の付け根を冷やし続けポカリで水分補給をする。

冷やしても冷やしても高熱が続き、平熱に戻ったのは３日後だった。
熱でうなされた息子が、「しんじゃうのかな・・・」と口にだすほどだった。

熱が下がってから４８時間は外出禁止で、近くに住む友人が買い物をしてくれたり
果物を玄関ドアノブにかけてくれたりと本当に有難かった。

免疫力があったおかげで私はピンピンしているが、流石に看病疲れでヘロヘロでした・・

さて、夏休みもあとわずか。　やっと今日から仕事復帰である。　

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