ふらーさー

　　石垣島から鮮魚店を営むオバァ達が上京した。

年に一回、漁業組合婦人部で各地市場の視察旅行をするらしく一昨年は韓国にも出かけたそうだ。
平均年齢？才、ウチナーオバァ－達の太陽にも負けない陽気さとパワフルさには流石の私も圧倒された。

オバァ達は鮮魚店のオーナー社長でもある訳で赤坂のホテルに到着しても携帯電話で取引先や
従業員にテキパキと指示を出している。
その姿にキャリアウーマン原型オキナワ女性の逞しさ、頼もしさを感じた。

今回のツアーには母も参加していて築地に一度も行ったことがない私にも声がかかった。
早朝４：３０に築地市場に到着。　大都魚類株式会社の涌井さんの案内でマグロやエビやウニの
競りの様子を見学した。　世界各国からありとあらゆる魚介類が東京の築地市場に集まり
日本人の胃袋が満たされるのは世界各国のウミンチューのお蔭だとしみじみと思った。

　朝食は１２，３名も入れば満杯のカウンター席のお寿司屋さんで新鮮なネタを使った握りを
たらふくご馳走になりました。　食後には大都魚類株式会社の2階事務所にて懇談会があり
オバァ達は築地市場の感想を沖縄方言も交えながら述べてました。

　午後は帝国ホテルのランチバイキング、銀座のデパート巡りと賑やかに楽しいツアーでした。

夕方、オバァ達をホテルまで送りとどけ俄かのツアーコンダクター任務終了。

翌日は群馬の伊香保温泉に出かける予定らしく「今日は疲れたから早く寝ようねぇ～」
と楽しそうに話してました。　愛すべき沖縄のオバァ達です。