2014年09月29日

ペルー・ボリビアの旅! 報告(その5)

  8月17日(日) 午前9時 コロニア・オキナワへ向け出発

今回の旅目的の1つは、南米・ボリビアの県系人移住地「コロニア・オキナワ」の
入植60周年式典に参加するためだが、1954年8月15日に沖縄から第1次移民団入植、
9月に第2次移民団入植、移住者が想像していた原始林開拓は飲み水もない荒地、水害や旱魃等
の自然災害に見舞われ、原因不明の熱病(うるま病)で15名が命を落した歴史もあります。
ペルー・ボリビアの旅! 報告(その5)

その歴史を知るにつけ筆舌に尽くしがたい過酷な移住者の生活を思い胸が痛みますが、
移住地で生まれ育った2世、3世が大牧場、農場経営、製粉工場、医師、弁護士等、あらゆる分野で
活躍しボリビア社会に貢献しているのは、移住者が子弟の教育に力を注いだ成果の表れに違いありません。

不屈の精神で苦労を乗り越えたボリビアのウチナーンチュの笑顔は清々しく、
イチャリバチョーデー(出逢えば皆兄妹!)のスピリッツが故郷沖縄から遠く離れた南米の地でも
息づいていると思うと同じウチナーンチュとして誇り高い気持ちになります。

記念式典の前には、市町村、県関係者、県人会、WUB関係者と共に慰霊祭に
参列しお焼香を上げさせて頂きました。 

ペルー・ボリビアの旅! 報告(その5)

「コロニア・オキナワ入植60周年記念式典」には、国内外から1500名が参加。
高良倉吉沖縄県副知事、翁長雄志那覇市長、サンタ・クルス県知事等が来賓祝辞を述べ
大盛会となりました。 

ペルー・ボリビアの旅! 報告(その5)


昼食パーティー、記念祝賀会と続きボリビア民謡踊りやボリビア琉球舞踊愛好会の皆様の
踊りで歓迎を受けました。



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